いつもなら君の笑顔や嬉しそうな話し声が微笑ましく、癒してくれるのに。
今日は、その素直で優しくて、希望に溢れた瞳をみると、申し訳ない気持ちで胸が締め付けられるんだ。
この笑顔を守れる?
またディズニーランドに連れて行ってあげられる?
訳がわからない不安感。
こんな不安何の意味もない。
ごめんね。こんなママで。
もっと君の今を一緒に楽しんであげればいいの。
先のことを考え過ぎず、今の君の話しをまっすぐ受け止めて聞いて、一緒に笑えばいいの。
もっとチャランポランになりたい。
ママが悲しそうな顔を少しでも見せると、すぐに気が付いて自分の気持ちを閉じ込めてしまう。
だから、君の前ではなるべく笑顔で強くて元気なママでいようとがんばってるんだ。
でも、時々悲しい気持ちや辛い心が君に隠しきれなくて。
そんな時、君の顔色がすっと変わるから。
ごめんね。
やっぱりチャランポランになりたい。
ベッドでスヤスヤ眠る君を撫でて、「おやすみ」って言ったら、寝ぼけながらニコって笑った。
愛おしくて仕方ない。
涙が出て仕方ない。