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鬱な日の日記

周りの人みんなの機嫌が気になって疲れる。 娘の不機嫌 旦那の不機嫌 急な母親の不機嫌 胃がシクシクと痛む みんな気持ちを表に出せて羨ましい。 でもさ、周りは胃が痛むんだよ。 分かれ、そのくらい ...
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なんとなく語る1 かわいい新婚カップル妄想

どーせやらなきゃいけない事なら、 あーめんどくさいでやるより あっなんか楽しいかも の方がいい どーせ手伝うなら なんでやってやらなきゃいけないの? って思いながらやるより そっちが楽になれば嬉しいし、...
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なんとなく語る2 母ってすごい

母の愛はいつも感じる。 自分も母親になった今も、相変わらず母は私の母で、私は母の娘で、愛されている。 それが、柔らかめに私にそっとサワサワとなびく時と、 濡れた髪が首にうざったく絡んでいるような、しつこくまとわりつく時も...
プチ小説

ちゃらんぽらんじゃなさそうなプチ小説   42.はじめるしかない

沙耶は部屋でひとり、ヒロと静かに向かいあっていた。 「なんで怒ってるの?」写真盾のヒロは、変わらず笑っているはずなのに、沙耶にはいろんな表情に見えている。 「ヒロ…あの人、思い出したみたい…ママ、あなたの恨みを晴らすよ...
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ちゃらんぽらんじゃなさそうなプチ小説  41.消えた灯

深夜1時。匠の携帯に病院から電話。 「まじかー。この時間の電話は緊急事態しかないよな、」 「もしもし。」 「すみません。こんな時間だから迷ったんですが。」 「ん?どーした?」 「…雄也くんが、先程」 雄...
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ちゃらんぽらんじゃなさそうなプチ小説  40.気持ちの迷子

「あちゃー。」ホラー映画の特殊メイクのごとく腫れ上がった瞼を見て、沙耶は声を上げた。 「冷やして寝たら良かったー。」 一晩中匠と泣いた沙耶は、穏やかに微笑んだ。小さな命を失ってしまったこと。とても悲しい事だけど、あのまま忘れて...
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ちゃらんぽらんじゃなさそうなプチ小説  39.悲しい伝達

はぁーっ。匠はため息に似た深呼吸を深くして、沙耶の病室へ向かった。 ほんとに忘れてるのか?それとも、受け入れられなくて忘れたふりをしてる? 沙耶の気持ちを考えると、病室へ向かう足も前に出る事をためらう。 どう伝えればいい...
プチ小説

38.空白

匠は、主治医と沙耶の様子について話していた。 「外傷は足の擦り傷くらいだよ。手首がすこし気になったから調べたけど異常なし。」 「そうか。ありがとう。」 「…子供のことは、残念だったな。もう本人に話したのか?」 「い...
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ちゃらんぽらんじゃなさそうなプチ小説  37.忘れたこと

窓からさす太陽の光が少し眩しく感じて、少しずつ目を開けた。なんとなく怖くて、なるべく動かないようにして辺りを見回した。 「ここはどこ?」 呟くと、ベッドの隅に顔を沈めていた匠が慌てて覗き込んできた。 「沙耶!目が覚めた?...
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ちゃらんぽらんじゃなさそうなプチ小説  36.忘れた時間

沙耶は病院からの帰り道。夕暮れで真っ赤に染まった低めの空を背に、検診でもらったエコー写真を握りしめてトボトボ歩いていた。 「頭痛いなぁー。」 元々偏頭痛持ちだが、それとは違う痛みだった。 「色々考えすぎて、脳みそが沸騰し...
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